ピリオド.

私は、出会い系サイトで知り合った既婚女性と一年間ほど不倫関係を続けていました。
私は彼女に対し、「妻とは不仲なんだ。お互い離婚して、結婚しよう。」と言って彼女との関係を持っていましたが、１年ほど関係を続けているうちに彼女の性格が思ったより激しく、一緒にいることに疲れてしまいました。そんなとき家に帰り子どもたちや妻の顔を見たときに自分のしていることの愚かさや妻の優しさを再認識し、彼女との関係を終わらせることにしました。
しかし、彼女に別れを切り出したところ、「今更何をいってるの！お互い離婚して結婚しようって約束したじゃない！約束を破る気！？」と詰め寄られ、精神的にも参ってしまっているところに、さらに彼女から「もし本当に別れる気であれば、あなたの家庭も崩壊させる。慰謝料も払ってもらう。」というようなメッセージが届き、もはや自分の手には負えないと思って弁護士さんに依頼しました。
弁護士さんに依頼したところ、すぐに彼女に対して内容証明郵便を送ってくれ、以後彼女から私に直接連絡がくることはありませんでした。
また、最終的には双方不倫の状況だったことから、彼女も法律的には私の妻から慰謝料請求を受ける可能性があったことなどを弁護士さんから伝えてもらい、お互い今後は接触しないということで無事別れることができました。
自分が蒔いた種とはいえ、私はもう少しで大切な家族を失うところでした。
ばかなことをしたと思いますが、弁護士さんに頼んで何とか家庭を守ることができて本当に良かったです。
二度とこのようなことをしないよう、強く心に誓いました。

私は、3年ほど前に既婚者である会社の上司（Aさん）と不倫関係になりました。
最初は、私が仕事でミスをしたときにAさんが気分転換だといってのみに連れて行ってくれたり、仕事上でフォローしてもらったり仲の良い会社の上司・部下という関係だったのですが、いつも困っているときにさりげなく助けてくれるAさんに対してだんだん惹かれていっているのも自覚していました。
当時は結婚を約束していた同い年の彼氏もいたのですが、本当にこの彼氏と結婚していいのかと悩んだり、Aさんと彼氏を男性として比較してしまう自分もいて、自分の感情をうまくコントロールできずに悩んでいました。
私が悩んでいることを感じたのか、Aさんがまた飲みに誘ってくれたことがありました。
その日は、自分も随分悩んでいたこともあり、Aさんに彼氏の愚痴をしゃべりながらかなり酔っぱらってしまい、Aさんに自分の気持ちも伝えてしまいました。
Aさんは、「とてもうれしいよ。」と言ってくれ、その日のうちに肉体関係を持ちました。
最初は、尊敬するAさんに好意を受け止めてもらいすごくうれしかったのですが、同時に彼氏に対しての罪悪感も重くのしかかりました。
その後、Aさんとは定期的に飲みに行っては肉体関係を持つということが続きましたが、Aさんは妻子ある身でしたし、離婚するということも全く考えていないようでした。
私はこの先どうしたらよいかわからず、彼氏との関係もどんどん悪化していき、結局彼氏とは別れることになりました。
私の実家は遠く、近くに親しい友達もいなかったので、本当に身近なことを相談できるのはAさんしかいなくなってしまい、ますますAさんに依存するようになってしまいました。
その状態が３年ほど続いたときに、たまたま地元の友達の紹介で知り合った男性が、私のことを好きだと言ってくれて、私も別の人との将来を意識するようになりました。
このままでは私はずっと罪悪感に苛まれて生きていかなければならないと思い、思い切って、Aさんに「将来を考えたい人が現れたこと。もうこの関係を終わりにしたいこと。」を伝えました。
しかし、Aさんは急に、「絶対に別れない。お前は俺と別れたら絶対に幸せになれない。その将来を考えたいという男だってどうせお前の身体が目的なんだ！もし別れるつもりならお前の会社での将来も、プライベートもめちゃくちゃにしてやる！」などと急に豹変して、関係の継続を迫ってきました。
私は、怖くなって弁護士さんに相談をすることにしました。
弁護士さんは親身になって話を聞いてくれ、もとはといえば私にも非があるにもかかわらず、「あなたが今これからでも真っ直ぐ歩みたいというのであれば、これからの人生のお手伝いをしましょう。」といってくださり、すぐにAさんと連絡をとって、Aさんから私に直接の連絡を絶対にしないようにと警告をしてくれました。
このとき、私が悪いとはいえ、Aさんの奥さんに不倫関係のことがバレてしまうと損害賠償請求をうけるのではないかという恐怖もありました。しかし、その点についても弁護士さんはできる限りAさんの奥さんにはわからないように配慮をしてくれました。
その後は、Aさんとしても奥さんと離婚はしたくなかったようで、急におとなしくなり、私とは二度と連絡をとらないという弁護士さんが作ってくれた念書にサインをしてくれました。
今は、過去を清算して、こんな私と一緒に人生を歩みたいといってくれた人と、無事結婚することができました。
私のしたことは、Aさんの奥さんや子どもさんからすれば決して許されるものではないと思いますが、途中であっても踏みとどまることができてよかったと思っています。